2024.10.08 | 文庫紙特価品の商品追加いたしました。 |
2024.05.01 | 文庫紙の価格を変更いたしました。 |
2024.04.09 | 収納その他の価格を変更いたしました。 |
2023.09.08 | 文庫紙の価格を変更いたしました。 |
2023.07.25 | 期間商品(カレンダー)、更新いたしました。 |
着物をお手入れする際に、
”文庫紙 (たとう紙)”を取り換えましょう。
一般的に販売されている”文庫紙 (たとう紙)”の多くは、長期使用に耐えるようなものではありません。ある程度時間が経過すると劣化します。
光に当たったり、湿気を帯びたり、空気中の酸素や熱の影響を受けると、紙が黄色や茶色などに変色したり、シワになったり、破れる等がそれにあたります。
お手入れした着物類を劣化した”文庫紙 (たとう紙)”に包んで保管してしまうと、変色やカビが生地に移ってしまう事があります。
一見、”文庫紙 (たとう紙)”が劣化していなくても、着物のお手入れ時期を目安に新品と交換する事をお勧めします。
着物類のお手入れは、最低でも年に2回はおこないましょう。
着物類に湿気は大敵です。特に、正絹は注意が必要です。
湿気の多い所へ長く置きますと、布地にカビが生えたり、白地が黄褐変したり、複雑なトラブルが生じます。着用回数が多いものは、その都度お手入れしたりクリーニング等に出すので概ねコンディションは保たれます。
しかし、一度も着用しない着物類はお手入れする事が少ないので、トラブルに気づかない可能性が高くなります。
ウール素材の着物類は、他の素材と比べて虫が付く確率が高いようです。このような害虫は、主に夏場に発生しやすいので注意が必要です。
近いうちに着物類を取り出し、全体を点検する事をお勧めします。
お手入れする時期の目安
【寒干し】1月下旬~2月上旬
【土用干し】7月下旬~8月上旬
【虫干し】9月下旬~10月中旬
着物は裏返してから”衣紋掛け”にかけます。
いづれも(1週間ほど)晴天が続いた天気の良い日に(正午を挟んだ4時間程度)、直接日光の当たらない風通しの良い場所で干します。寒干しは数時間でも虫干し効果があります。
早朝・夕方は湿度が高いので虫干は避けましょう。
着物の汚れ(変色)や綻び、虫食いがないか点検し、場合によってクリーニング等へ出しましょう。
着物をしまう前には、収納ケースやタンスの掃除をしましょう。防虫剤や除湿剤も交換して、保管環境を整えましょう。
文庫紙・たとう紙とは
着物の包装紙は”文庫紙” ”たとう紙(畳紙・多当紙)”と表現されています。
主に”文庫紙”は関西、”たとう紙”は関東で表現される場合が多く見うけられます。
文庫紙(たとう紙)について
文庫紙(たとう紙)の各名称や詳細を説明しておりますので
別注文庫をご覧ください。
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文庫紙の由来 >文庫紙の由来
”文庫紙”の文字から本や書籍の"文庫”を推測する方も少なくないでしょう。
現在でも本にカバーがついているものが多くみられます。
古くは文房具や髪結いの道具など大切な道具を入れておく丈夫な箱を”文庫”と表現していました。
19世紀中期に反物が紙にくるまれるようになり、現在の”文庫紙の原型”が生まれました。
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< 文庫紙・たとう紙とは たとう紙の由来 >たとう紙の由来
”たとう紙”は漢字で表現すると”畳紙”、”多当紙”と表現します。
平安時代以前”たとう紙”と言えば、歌や文章を書く紙をさし、そののち”懐紙”も含まれるようになりました。
折りたたんで使用する紙を全て”たとう紙”と称していた様ですが、今では着物の”たとう紙”がその代表格として残っているようです。お金を包む包装紙(金封)にも”たとう折り”と表現するものがありますが、同じ由来でしょう。
”多当紙”は現在のように大きな紙が無かった当時 半紙や美濃紙を何枚も貼り合わせて現在の大きさに張り合わして作製した物もありました。その為、多くの当て紙が必要になるので、”多当紙”と表現したと思われます。
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< 文庫紙の由来 豆知識 >豆知識
着物をたたむ時に畳の上に敷く紙を、”たとう紙”と表現する事もありますが、”衣裳敷紙””畳敷紙”とも表現します。特に京都では、着物の包装紙を”文庫紙”、敷紙を”たとう紙”と表現するようです。
昆虫採集などにおける整形・保存の過程で、四角く切った紙を脱脂綿や半紙を包み、三つ折りにして仮整理していた事から、”四角紙”と言う表現もあるようです。
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< たとう紙の由来 活用方法 >様々な活用方法
以前は洋服文庫と言われるスーツなど(衣類の)文庫紙も沢山生産されていたようです。
是非、様々な大切な物を包む包装紙として文庫紙(たとう紙)を復活、活用して頂きたいと思います。
例えば、タオルや手ぬぐい、ハンカチ用のミニ文庫紙・衣類用のアパレルたとう紙は日本人の心を伝える包装紙として多くのお問い合わせを頂いています。
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< 豆知識着物のお手入れと保存
(1) 着物を脱いだ後、(和服用)ハンガーに掛け 半日から1日の間、風通しの良い所で蔭干しをしてください。
(2) その後、ハンガーに掛けたまま柔らかい毛ブラシか、ビロードふとんで全体のほこりを払ってください。
(3) 衿、袖口、裾、上前、ひざのシミ、汚れ、シワの有無を確かめ 早めに適切な処理をいたしましょう。
(4) たたみ方は、ゴザ又はたとう紙の上で必ず肩を左に持って、脇、衽、背、袖付の縫い目を通して折り、出来るだけ大きくたたみます。
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続き >着物のお手入れと保存
(5) 紋、模様、金、銀、箔、刺繍のところは柔らかい紙をあてて下さい。
(6) 防虫剤は着物に直接ふれないように注意し使用いたしましょう。
(7) 着物は湿気を嫌い、風を喜びますので7月下旬の土用のそよ風の日に蔭干しを必ずいたしましょう。
(8) 収納用具(タンス・衣裳箱)は直接日光のあたらない風通しのよい場所におきましょう。
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< 戻る雲竜オリジナル文庫紙 | |
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サイズ | 87cm・64cm |
原 紙 | 雲竜 |
窓 | あり |
薄 紙 | - |
台 紙 | - |
備 考 | 三角:茶 紐:テープ 折巾36cm |
印刷内容を決めるだけで簡単オリジナル文庫紙!
デザイン料・版下代・印刷代込!最小ロット50枚から承ります!
この商品は原紙・三角紙・紐などの仕様が限定された文庫紙です。
・表(中心)に、A4サイズ弱(267x180mm)が入る大きさで印刷します。
・印刷色は 墨 の1色です。(グラデーションなどの網掛けはできません。)
・袖紙に紐あり。
・小判型の窓は、空けない仕様も可能です。
ただし、窓の有・無にかかわらずお値段は同じです。
(1)数量を確認して87cmか64cmのカートボタンを押して注文を確定してください。 |
(2)受注後、弊社担当より「内容・納期など」を確認する連絡を致します。 ※ご注文前に内容(手書き等 可)を確認いただけますようお願い申し上げます。 印刷内容から版下のデザインをおこします。版下は弊社で作成します。 |
(3)弊社から、印刷内容の最終確認をします。 |
その際にご入金の方法や期日を伺います。 |
(4)弊社でオリジナル文庫紙を製作しますのでしばらくお待ちください。 |
※商品が出来上がり数量が確定しましたら、弊社からご連絡致します。 |
お振込み希望の方は商品発送前にご入金をお願い致します。 |
(5)入金確認後、出来上がった文庫紙を発送します。 |
代金引換 希望の場合、商品受け取りの際にお支払いください。 |
※お支払い方法により出荷時期が異なります。 ■銀行振込:1週間以内に出荷可能。 ■代金引換:2~3週間後の出荷になる場合があります。 |
着物をお手入れする際に、”文庫紙 (たとう紙)”を取り換えましょう。
一般的に販売されている”文庫紙 (たとう紙)”の多くは、長期使用に耐えるようなものではありません。ある程度時間が経過すると劣化します。
光に当たったり、湿気を帯びたり、空気中の酸素や熱の影響を受けると、紙が黄色や茶色などに変色したり、シワになったり、破れる等がそれにあたります。
お手入れした着物類を劣化した”文庫紙 (たとう紙)”に包んで保管してしまうと、変色やカビが生地に移ってしまう事があります。
一見、”文庫紙 (たとう紙)”が劣化していなくても、着物のお手入れ時期を目安に新品と交換する事をお勧めします。
着物類のお手入れは、最低でも年に2回はおこないましょう。
着物類に湿気は大敵です。特に、正絹は注意が必要です。
湿気の多い所へ長く置きますと、布地にカビが生えたり、白地が黄褐変したり、複雑なトラブルが生じます。着用回数が多いものは、その都度お手入れしたりクリーニング等に出すので概ねコンディションは保たれます。
しかし、一度も着用しない着物類はお手入れする事が少ないので、トラブルに気づかない可能性が高くなります。
ウール素材の着物類は、他の素材と比べて虫が付く確率が高いようです。このような害虫は、主に夏場に発生しやすいので注意が必要です。
近いうちに着物類を取り出し、全体を点検する事をお勧めします。
お手入れする時期の目安
【寒干し】1月下旬~2月上旬
【土用干し】7月下旬~8月上旬
【虫干し】9月下旬~10月中旬
着物は裏返してから”衣紋掛け”にかけます。
いづれも(1週間ほど)晴天が続いた天気の良い日に(正午を挟んだ4時間程度)、直接日光の当たらない風通しの良い場所で干します。寒干しは数時間でも虫干し効果があります。
早朝・夕方は湿度が高いので虫干は避けましょう。
着物の汚れ(変色)や綻び、虫食いがないか点検し、場合によってクリーニング等へ出しましょう。
着物をしまう前には、収納ケースやタンスの掃除をしましょう。防虫剤や除湿剤も交換して、保管環境を整えましょう。
文庫紙・たとう紙とは
着物の包装紙は”文庫紙” ”たとう紙(畳紙・多当紙)”と表現されています。
主に”文庫紙”は関西、”たとう紙”は関東で表現される場合が多く見うけられます。
文庫紙(たとう紙)について
文庫紙(たとう紙)の各名称や詳細を説明しておりますので
別注文庫をご覧ください。
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文庫紙の由来 >文庫紙の由来
”文庫紙”の文字から本や書籍の"文庫”を推測する方も少なくないでしょう。
現在でも本にカバーがついているものが多くみられます。
古くは文房具や髪結いの道具など大切な道具を入れておく丈夫な箱を”文庫”と表現していました。
19世紀中期に反物が紙にくるまれるようになり、現在の”文庫紙の原型”が生まれました。
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< 文庫紙・たとう紙とは たとう紙の由来 >たとう紙の由来
”たとう紙”は漢字で表現すると”畳紙”、”多当紙”と表現します。
平安時代以前”たとう紙”と言えば、歌や文章を書く紙をさし、そののち”懐紙”も含まれるようになりました。
折りたたんで使用する紙を全て”たとう紙”と称していた様ですが、今では着物の”たとう紙”がその代表格として残っているようです。お金を包む包装紙(金封)にも”たとう折り”と表現するものがありますが、同じ由来でしょう。
”多当紙”は現在のように大きな紙が無かった当時 半紙や美濃紙を何枚も貼り合わせて現在の大きさに張り合わして作製した物もありました。その為、多くの当て紙が必要になるので、”多当紙”と表現したと思われます。
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< 文庫紙の由来 豆知識 >豆知識
着物をたたむ時に畳の上に敷く紙を、”たとう紙”と表現する事もありますが、”衣裳敷紙””畳敷紙”とも表現します。特に京都では、着物の包装紙を”文庫紙”、敷紙を”たとう紙”と表現するようです。
昆虫採集などにおける整形・保存の過程で、四角く切った紙を脱脂綿や半紙を包み、三つ折りにして仮整理していた事から、”四角紙”と言う表現もあるようです。
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< たとう紙の由来 活用方法 >様々な活用方法
以前は洋服文庫と言われるスーツなど(衣類の)文庫紙も沢山生産されていたようです。
是非、様々な大切な物を包む包装紙として文庫紙(たとう紙)を復活、活用して頂きたいと思います。
例えば、タオルや手ぬぐい、ハンカチ用のミニ文庫紙・衣類用のアパレルたとう紙は日本人の心を伝える包装紙として多くのお問い合わせを頂いています。
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< 豆知識着物のお手入れと保存
(1) 着物を脱いだ後、(和服用)ハンガーに掛け 半日から1日の間、風通しの良い所で蔭干しをしてください。
(2) その後、ハンガーに掛けたまま柔らかい毛ブラシか、ビロードふとんで全体のほこりを払ってください。
(3) 衿、袖口、裾、上前、ひざのシミ、汚れ、シワの有無を確かめ 早めに適切な処理をいたしましょう。
(4) たたみ方は、ゴザ又はたとう紙の上で必ず肩を左に持って、脇、衽、背、袖付の縫い目を通して折り、出来るだけ大きくたたみます。
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続き >着物のお手入れと保存
(5) 紋、模様、金、銀、箔、刺繍のところは柔らかい紙をあてて下さい。
(6) 防虫剤は着物に直接ふれないように注意し使用いたしましょう。
(7) 着物は湿気を嫌い、風を喜びますので7月下旬の土用のそよ風の日に蔭干しを必ずいたしましょう。
(8) 収納用具(タンス・衣裳箱)は直接日光のあたらない風通しのよい場所におきましょう。
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