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2025.09.09 サイトをリニューアルしました。
お手入れの暦

着物をお手入れする際に、

”文庫紙 (たとう紙)”を取り換えましょう。

一般的に販売されている”文庫紙 (たとう紙)”の多くは、長期使用に耐えるようなものではありません。ある程度時間が経過すると劣化します。

光に当たったり、湿気を帯びたり、空気中の酸素や熱の影響を受けると、紙が黄色や茶色などに変色したり、シワになったり、破れる等がそれにあたります。

お手入れした着物類を劣化した”文庫紙 (たとう紙)”に包んで保管してしまうと、変色やカビが生地に移ってしまう事があります。

一見、”文庫紙 (たとう紙)”が劣化していなくても、着物のお手入れ時期を目安に新品と交換する事をお勧めします。


着物類のお手入れは、最低でも年に2回はおこないましょう。

着物類に湿気は大敵です。特に、正絹は注意が必要です。

湿気の多い所へ長く置きますと、布地にカビが生えたり、白地が黄褐変したり、複雑なトラブルが生じます。着用回数が多いものは、その都度お手入れしたりクリーニング等に出すので概ねコンディションは保たれます。

しかし、一度も着用しない着物類はお手入れする事が少ないので、トラブルに気づかない可能性が高くなります。

ウール素材の着物類は、他の素材と比べて虫が付く確率が高いようです。このような害虫は、主に夏場に発生しやすいので注意が必要です。

近いうちに着物類を取り出し、全体を点検する事をお勧めします。


お手入れする時期の目安

【寒干し】1月下旬~2月上旬

【土用干し】7月下旬~8月上旬

【虫干し】9月下旬~10月中旬


着物は裏返してから”衣紋掛け”にかけます。

いづれも(1週間ほど)晴天が続いた天気の良い日に(正午を挟んだ4時間程度)、直接日光の当たらない風通しの良い場所で干します。寒干しは数時間でも虫干し効果があります。

早朝・夕方は湿度が高いので虫干は避けましょう。

着物の汚れ(変色)や綻び、虫食いがないか点検し、場合によってクリーニング等へ出しましょう。

着物をしまう前には、収納ケースやタンスの掃除をしましょう。防虫剤や除湿剤も交換して、保管環境を整えましょう。


文庫紙・たとう紙とは 着物のお手入れと保存
コラム
頭文字
頭文字

頭文字について

着物文庫紙の頭文字といえば「御誂(おあつらえ)」「貴装(きそう)」「和粋(わすい)」など、独特な言葉が使われています。昔は書家による頭文字が多くありましたが、近年はフォントを使用することもあります。
左の画像はフォントの一例です。近年のフォントは書家によるデザインも豊富にあります。書家のフォントを使用してオリジナルの頭文字にすれば、柄がなくともインパクトが出ますし、お店やお召し物の雰囲気にあった着物文庫紙を作ることができます。
しかし着物文庫紙の頭文字は必ず入れるものではありませんので、印刷の無いものや店名のみや絵柄だけの着物文庫紙もあります。

お手入れの暦

着物をお手入れする際に、”文庫紙 (たとう紙)”を取り換えましょう。

一般的に販売されている”文庫紙 (たとう紙)”の多くは、長期使用に耐えるようなものではありません。ある程度時間が経過すると劣化します。

光に当たったり、湿気を帯びたり、空気中の酸素や熱の影響を受けると、紙が黄色や茶色などに変色したり、シワになったり、破れる等がそれにあたります。

お手入れした着物類を劣化した”文庫紙 (たとう紙)”に包んで保管してしまうと、変色やカビが生地に移ってしまう事があります。

一見、”文庫紙 (たとう紙)”が劣化していなくても、着物のお手入れ時期を目安に新品と交換する事をお勧めします。


着物類のお手入れは、最低でも年に2回はおこないましょう。

着物類に湿気は大敵です。特に、正絹は注意が必要です。

湿気の多い所へ長く置きますと、布地にカビが生えたり、白地が黄褐変したり、複雑なトラブルが生じます。着用回数が多いものは、その都度お手入れしたりクリーニング等に出すので概ねコンディションは保たれます。

しかし、一度も着用しない着物類はお手入れする事が少ないので、トラブルに気づかない可能性が高くなります。

ウール素材の着物類は、他の素材と比べて虫が付く確率が高いようです。このような害虫は、主に夏場に発生しやすいので注意が必要です。

近いうちに着物類を取り出し、全体を点検する事をお勧めします。


お手入れする時期の目安

【寒干し】1月下旬~2月上旬

【土用干し】7月下旬~8月上旬

【虫干し】9月下旬~10月中旬


着物は裏返してから”衣紋掛け”にかけます。

いづれも(1週間ほど)晴天が続いた天気の良い日に(正午を挟んだ4時間程度)、直接日光の当たらない風通しの良い場所で干します。寒干しは数時間でも虫干し効果があります。

早朝・夕方は湿度が高いので虫干は避けましょう。

着物の汚れ(変色)や綻び、虫食いがないか点検し、場合によってクリーニング等へ出しましょう。

着物をしまう前には、収納ケースやタンスの掃除をしましょう。防虫剤や除湿剤も交換して、保管環境を整えましょう。


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着物・羽織・長襦袢のたたみ方

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