ご希望に応じた文庫紙製作
文庫紙(たとう紙)について
着物などを包む文庫紙(たとう紙)は、厚手の紙を三つ折りにし、端を中に折り曲げ、袖紙を本体の内側に入れる事で、中の物(着物など)が落ちたり、型崩れしにくいように出来ています。
(1) 角紙を付けると中身がはみ出さない上、埃などが入りにくくなります。
(2) 袖紐は、左右の袖紙を留める紐です。
(3) 内張紙(薄紙)は”中包み紙”とも言われ、材質はレーヨンです。基本は台紙の上にかけてあります。窓のセロハンが直接着物などにあたらないようにしています。
(4) 台紙を付けると着物が偏らず、タンスなどからスムーズに出し入れできます。
(5) 紐は本体の表(御誂などの頭文字、又は店名などが印刷された面)と折返し(中に折り込まれた面、着物の扱い方や店名などが印刷されている面)の紐を結び文庫紙の形を保つ役割をしています。
(6) 袖紙は本体から着物が左右にはみ出さないように付けられています。
(7) 窓は、表、または折返しについています。中の着物などの柄が見えるようにしています。
ご注文に際して 以下の内容をご確認ください
ご要望に応じて、オリジナルの文庫を作成いたします。
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文庫紙(たとう紙)を作る上で基本となる紙です。 雲竜・白口・淡黄雲竜など 原紙により耳の有無を指定 表側を耳あり、折返しは耳なし(片耳付き)も指定できます。 【上】耳あり(漉いたまま)
【下】耳なし(耳を断裁)
原紙:胡都 |
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基本は着物用87cm、帯用64cmとなります。 折り幅も用途に応じます。 サイズ詳細 横幅
【折り巾】 基本は36cmで折返しが約1cm見えます。 箪笥や呉服箱のサイズに合わせて38cmくらいにする場合もあります。場合により、貼り合わせにして長さを調節します。 |
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中の物をわかりやすくします。 |
丸型・小判型・きもの型・菊型 など
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着物や帯をやさしく包みます。 |
通常(20g/m2)のものと上質(20g/m2)の2種類
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型崩れ防止用の台紙。 |
並310g/m2・中厚口450g/m2・特厚口550g/m2
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印刷するときの刷り色の種類。 |
1色~概ね4色・デザインにより6色もあります。
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頭文字・柄・店名・住所・電話・FAXなどをデザインします。■版代・版下(デザイン)代は別途必要です。(¥5,000程度) |
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店名・ロゴ等があればデータ作成いたします。(¥1,500~)■版代・版下(デザイン)代は別途必要です。(¥5,000程度) |
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